■ ID | 142 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 関東における大気エアロゾルのキャラクタリゼーション −平成12年度− Characterization of atmospheric aerosols in Kanto air basin.(19) |
■ 著者 | 米持真一
Shinichi Yonemochi
埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)大気環境学会、関東地方環境対策推進本部大気環境部会SPM合同調査 |
■ 出版年 | 2002 |
■ 誌名・巻・号・年 | 大気環境学会関東支部・粒子状物質部会講演会、平成14年3月4日、p.381 |
■ 抄録・要旨 | 広域課題となっている浮遊粒子状物質(SPM)対策の一環として、汚染実態の把握、発生源把握のための基礎資料を得ることに加え、近年の経年的動向を含めた考察を行うために、関東甲信静1都9県3市が共同して夏期、冬期、正月前後期に調査を実施した。
TSP(粗大粒子+微小粒子)濃度に対する微小粒子の割合は臨海部で低く、内陸部で高い傾向が見られ、また各成分濃度は地域性を反映したものであった。発生源寄与推定の結果、粗大粒子では海塩粒子と道路粉じんの寄与が、微小粒子では自動車と2次生成粒子の寄与が高かった。
経年変化では、冬期における微小粒子の減少が顕著で、これに伴い、元素状炭素(EC)、多環芳香族炭化水素(PAH)等の濃度減少が特徴的であった。また正月前後期においても同様の傾向が見られた。 |
■ キーワード | SPM、関東地方、微小粒子、粗大粒子、合同調査 |
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